設計事務所で新築する場合、必要な費用は大きく分けて「工事費」「設計料」「諸費用」の3つに分けられ、支払先・支払時期が異なります。
工事費と設計料の支払時期については、完成までのプロセスをご確認ください。
・工事費:工事にかかる建材費や建設会社の経費。建設会社と工事請負契約を結び、建設会社に支払う費用です。
・設計料:設計監理業務報酬。設計事務所と設計監理委託契約を結び、設計事務所に支払う費用です。
・諸費用:諸手続き、引越などに伴う費用です。※下記参照
弊社の設計監理料は、工事費でなく面積に基づき算出しています。
工事費による算定方式では、高額な設備や材料を選ぶと設計料も上がることになり、建主・建築家両者の利益は一致しないと考えるからです。面積による算出方式であれば、早い段階で設計料が明確となり、予算計画も立てやすくなります。
ただし、面積が一定規模以下になると業務の手間は変わらなくなるため、下限を設けています。インテリアデザイン、ファサードデザイン等、新築同様の基準が適さないケースでは、内容により個別に算出しております。
*主な別途費用
・構造設計監理料(規模・難易度によりお見積りします)
・設備設計監理料(通常、戸建住宅では発生しません)
・確認申請以外の申請手続き手数料(申請内容によりお見積りします)
・交通費(遠方の場合・要相談)
→設計事務所の業務について
→完成までの流れ/設計料・工事代金の支払時期
新築工事では、工事代金、設計監理料以外にも、諸費用が必要になります。
代表的なものを下記に挙げました。
・敷地測量費(敷地境界の確定や面積の確認のため)
・地盤調査費(地盤の強さや地下水位等の確認のため)
・設計監理委託契約、工事請負契約に伴う印紙代
・建築確認検査機関等に支払う申請料
・地鎮祭、上棟式等にかかる費用
・登記に伴う費用
・不動産取得に伴う税金
・引越費用